[Linux] さようなら /dev
研究室のマシンで sudo yum update を実行し,アップデート完了の後再起動すると... Linux が起動途中で固まります.
どうやら /dev のファイルがふっ飛んでしまったようです.
MAKEDEV コマンドでデバイススペシャルファイルを作成できるということで,急遽 KNOPPIX を起動し,mount -t ext3 /dev/hda1 /mnt/hda1 としてから MAKEDEV を実行しました.
実行しようとした MAKEDEV は,KNOPPIX に含まれていたものではなく,/dev/hda1 内の Fedora Core 3 test 1 に含まれているバージョンです.
それが災いして,libselinux.so.1 がリンクできない,と ld-linux.so.2 がお怒りに.
ライブラリの参照を解決し,MAKEDEV を実行するも,デバイススペシャルファイルが作成されません.あれぇ.
それから数時間が経過し... mknod で /dev/console, /dev/hda, /dev/hda1, /dev/fd0, /dev/fb0, /dev/ram0 等,一部のデバイススペシャルファイルを手動で作成してみました.
なんとか Fedora Core 3 test 1 はシングルユーザモードで起動するようになりました.しかし,これでは使いものになりません.
ダメもとで KNOPPIX に付属する MAKEDEV を使ってみようと思い,KNOPPIX を起動後,/dev/hda1 をマウントし,cp /dev/MAKEDEV /mnt/hda1/dev/MAKEDEV として再起動.すると...
なんと,Fedora Core 3 test 1 の起動時,自動的にデバイススペシャルファイルが作成されているではありませんか!
どうやら起動スクリプトで /dev/MAKEDEV を自動実行するようになっていたようです.知りませんでした.自分で実行する必要はない,ということですね... 一つ勉強になりました.
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