hoge diary - May 7, 2005

[Linux] DVD-ROM ドライブを使用する場合の /etc/fstab

UDF は ISO-9660 互換のファイルシステムであるため,例えば,/etc/fstab に次のように記述した状態で UDF のディスクをマウントすることができてしまいます.

/dev/cdroms/cdrom0       /mnt/cdrom       iso9660     ro,owner,nosuid,noauto,iocharset=euc-jp      1 0

こうすると,UDF のディスクへのアクセスは,ISO-9660 ファイル名を用いるので使いづらいです.かといって,/etc/fstab に次のように書くと,当然ながら今度は ISO-9660 のディスクがマウントできなくなってしまいます.

/dev/cdroms/cdrom0       /mnt/cdrom       udf         ro,owner,nosuid,noauto,iocharset=euc-jp      1 0

そこで,こういう場合は /etc/fstab を次のように書き換えます.

/dev/cdroms/cdrom0       /mnt/cdrom       udf,iso9660 ro,owner,nosuid,noauto,iocharset=euc-jp      1 0

この部分に関する記述はしっかり mount(8) に載っていました.私はこういう書き方が許されることをたった今知りました...

あれ,そういえば昔 Fedora Core 2 をインストールしたときにこんな記述に見覚えが...

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