[Linux] DVD-ROM ドライブを使用する場合の /etc/fstab
UDF は ISO-9660 互換のファイルシステムであるため,例えば,/etc/fstab に次のように記述した状態で UDF のディスクをマウントすることができてしまいます.
/dev/cdroms/cdrom0 /mnt/cdrom iso9660 ro,owner,nosuid,noauto,iocharset=euc-jp 1 0
こうすると,UDF のディスクへのアクセスは,ISO-9660 ファイル名を用いるので使いづらいです.かといって,/etc/fstab に次のように書くと,当然ながら今度は ISO-9660 のディスクがマウントできなくなってしまいます.
/dev/cdroms/cdrom0 /mnt/cdrom udf ro,owner,nosuid,noauto,iocharset=euc-jp 1 0
そこで,こういう場合は /etc/fstab を次のように書き換えます.
/dev/cdroms/cdrom0 /mnt/cdrom udf,iso9660 ro,owner,nosuid,noauto,iocharset=euc-jp 1 0
この部分に関する記述はしっかり mount(8) に載っていました.私はこういう書き方が許されることをたった今知りました...
あれ,そういえば昔 Fedora Core 2 をインストールしたときにこんな記述に見覚えが...
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