[Gentoo] Xgl を使ってみる
以前から気になっていた Xgl を使ってみました.
インストール手順は Gentoo Linux Wiki に書いてある通りに実行しました.いくつかの選択肢がある部分は次の通りにしました.
- ebuild の取得には app-portage/layman を使用
- ウィンドウマネージャには x11-wm/compiz-quinnstorm を使用
なお,インストールしたマシンのグラフィックハードウェアは,i945G チップセット内蔵のものです.
Xgl および関連ソフトウェアの emerge が完了したら,gdm の設定ファイルを同 Wiki 文書に従って書き換え,さらに起動スクリプトの変更を行います.
私は gdm のログイン時に「カスタムセッション」を使用しているので,.xsession に compiz-quinnstorm と cgwd の起動コマンドを書き加えます.
compiz --replace gconf & sleep 2 dbus-launch cgwd &
これで gdm からログインしたときに,compiz が起動します.では起動してみます...
... 感動の瞬間です.これまで見てきたスクリーンショットや動画では味わえなかった感動です.
マウスでウィンドウを動かすと,ウィンドウがマウスの動きにあわせてゼリーのようにぷるぷる変形します.ウィンドウをグリップしたまま画面端にカーソルを移動すると... デスクトップがぐるりと回転し,画面が切り替わります.しばらくの間,マウスでウィンドウをぐりぐり動かして楽しんでいました.
しかし,不幸は突然やってくるもので,いきなり画面が真っ暗に... そして gdm の画面に戻ります.どうやら X が落ちたようです.さすがにまだまだ不安定のようで...
とりあえず,一通り遊び終わったので,起動スクリプトは元に戻しました.
それにしても楽しい 1 日でした.Xgl の今後に期待します.
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