[PC環境改善] gnuplot enhanced eps vs 日本語 (2)
さて,gnuplot の日本語パッチと ghostscript+VFlib が何をしているのか分かったところで,Fedora Core 3 test 2 でも同じように日本語を利用する方法を考えてみましょう.
Fedora Core 3 では,ghostscript 7.07+VFlib を使用し,gnuplot 4.0.0 が搭載されました.バージョンを見て分かるように,gnuplot はオリジナルであり,パッチは当たっていません.ここで考えられる対処法は次の通りです.
- gnuplot 4.0 にパッチを当てる.
- ghostscript+VFlib をアンインストールし,ghostscript+CJK をインストールする.
- ghostscript+VFlib の設定ファイルを適切に書き換える.
まず,3 は PostScript を理解する必要があるので却下です.
1 は,Vine Linux 3.0 の gnuplot-4.0.0-0vl1.i386.rpm をインストールする手があります.ファイルの配置が変わっていたとしても,gnuplot に依存するパッケージがないので問題ないでしょう.しかし,他ディストリビューションのパッケージを入れるのは気がひけます.
というわけで私は 2 を選択したのですが,研究室プリンタが必要とする lips4 のドライバをインストールしなければならず,手こずってしまいました.
今は快調に動いています.
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